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【栃木】3月8日は国際女性デー!女性議員をもっと増やそう!

皆さん、こんにちは!栃木県議会議員に立候補予定の板津ゆかです!

本日3月8日は、「国際女性デー」ですね!

■国際女性デーとは?

国際女性デーの発端は、1908年アメリカのニューヨークで、参政権のない女性労働者労働条件の改善を要求してデモを起こし、これを受けドイツの社会主義者クララ・ツェトキンが、1910年にデンマークのコペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱したことから始まりました。

国連は、1975年(国際婦人年)の3月8日以来この日を「国際婦人(女性)デー」と定め、現在は国際連合事務総長が女性の十全かつ平等な社会参加の環境を整備するよう、加盟国に対し呼びかける日となっています。

世界中でも、「人口の50%を占める女性に参政権がないのはおかしい!」という闘争が100年以上前から行われていたんですね!

日本における女性参政権

日本ではどうかと言うと、日本の女性に参政権が認められたのは、第二次世界大戦後の1946年です。

日本人の平塚らいてうや市川房江などが女性の権利闘争活動を行っていたのは有名ですが、決定的に変革をしたのは、連合国軍総司令官ダグラス・マッカーサーです。彼の指令により、日本の憲法を改善するための、憲法改革チームの1人として参画していた女性の1人、ベアテ・シロタ・ゴードンらが起案した、憲法第14条「法の下の平等」女性参政権が明確に保障されたことで、日本の女性は「物」や「家の資産の一部」としての扱いから、「人間」としての扱いを受けることができるようになったのです。

また、彼女は「日本女性が家の資産の一部」として、婚姻の取引に利用されている日本の実態を改善しようと、憲法第24条1項「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」という、婚姻の平等によって、女性本人の意思も重要なのである!と明記したことでも知られています。

某保守系政党を中心に、現在の日本国憲法を「占領軍による押し付け憲法」であると非難し、改憲を行うことを目指している政治家がたくさんいます。

しかし、連合国軍によって、憲法第14条の「法の下の平等」や憲法第24条「婚姻の平等」などが憲法に加えられたことによって、日本の女性たちは「物」から「人間」になったのです。わたしは、その事実を忘れてはならないと思っています。

日本のジェンダーギャップ指数(男女格差)は先進国最下位

日本は、世界の先進7カ国(G7)に名を連ねていますが、ジェンダーギャップ指数(男女格差)は、7カ国中、堂々の最下位です。

G7とは、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ(議長国順)の7カ国、及び欧州連合(EU)が参加する枠組のことです。

2022年における各国のジェンダーギャップ指数(146カ国中)は以下の通りです。

10位:ドイツ

15位:フランス

22位:イギリス

25位:カナダ

27位:アメリカ

63位:イタリア

116位:日本

どうでしょうか?

日本は、7カ国中6位のイタリアから2倍近くの差をつけて、ぶっちぎりに男女格差の大きい国として世界に認識されています。

ちなみに、ジェンダーギャップ指数上位は、フィンランドやノルウェーなど北欧諸国が並んでいます。

逆に、日本より下位の国々は、イスラム教の教義により女性の権利を一部規制をしているアラブ諸国などが続きます。

あなたは日本が、「男女平等の進んだ先進国である!」と思いますか?

日本の政治家は9割男性、女性は1割

国会議員だけでなく、地方議員もまだまだ女性の権利は認められておらず、女性の意見は通りません。

なぜ男性と女性は、人口で見ると、5割ずつなのに、こんなにも格差があるのでしょうか?

国や地方自治体の方向性や法律を整備し、社会や文化を形成していく役割を担う政治家が9割男性のままで、人口減少に歯止めをかけ、働きやすく、家事や育児も平等に分担され、みんなで協力し合っていくような明るい日本にしていくことは可能だと思いますか?

わたしは、そうは思いません。

日本にも「パリテ(男女同等)」を!

日本の人口が、男性5割:女性5割なのであれば、政治家も男性5割:女性5割でなければ、日本のジェンダーギャップ指数(男女格差)の改善は、難しいでしょう。日本社会をより良いものに変えていくことも、難しいでしょう。偏った視点でしか物事が捉えられていないのですから。

女性ならば誰でも良いわけではないですが、日本はもっと女性政治家を増やし、多様な視点で日本の課題に目を向け、課題の改善のため、男女や性別などに関係なく、みんなで一丸となって、社会をより良くするための変革を行っていくべきだと考えています。

最後に、今回は分かりやすく「男女」に分けて意見を述べましたが、人間を「男女二元論」で説くことに、基本的には反対の立場です。

世界には、第3の性と言われるIS(インターセックス)の方もいれば、世の中には「多様な性」が存在するからです。

あなたもぜひ、この国際女性デーに、「今後の日本はどうあるべきなのか?」

そのために、「自分にできる小さな一歩はなんだろうか?」と考えてみていただけたら嬉しいです!

栃木県議会議員 立候補予定 板津ゆか


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